マレーシア・コタキナバルに行ったら何をする?おすすめ観光名所・グルメ

BKI

マレーシアのボルネオ島最大の都市コタキナバルは、マレーシア首都クアラルンプールから飛行機で2時間半ほどで行ける自然豊かな街です。
ボルネオ島は動物たちの楽園とも言われており、ジャングルに一歩足を踏み入れれば熱帯に生息する様々な動物を見るのに最適です。海に面したビーチはまさにリゾートそのもので、美しい海と砂浜でゆったりした時を過ごす事ができます。
今回はそんなコタキナバルの観光名所とおすすめのグルメをご紹介いたします。是非観光の参考にしてみてくださいね。

目次

シンガポールの国土よりも大きい世界遺産キナバル公園

コタキナバルにはキナバル公園という世界遺産があります。この公園はなんとシンガポールの国土よりも大きく、公園内には東南アジア最高峰のキナバル山があったり、世界最大の花ラフレシアを見る事ができたり、東南アジアの自然がギュッと詰まった空間となっています。
キナバル公園での人気の過ごし方は、熱帯雨林トレッキングです。
公園内の遊歩道はきちんと整備されており、トイレも要所要所に設置されているため、気軽にトレッキングできます。ただ、ハイヒールやサンダル、短パン姿などはおすすめしません。ジャングルの中には刺してくる虫が多くいますし、ヘビなどの危険生物も身を潜めていますので、トレッキングする際には運動靴と長ズボンなど、軽いハイキングするような恰好をおすすめします。
キナバル山に登る事もできますので、興味があって体力に自信がある方は予約申し込みをしてみてはいかがでしょうか。雨季は山の天気が非常に変わりやすくスコールに見舞われる事もありますので、注意が必要です。
このキナバル公園内には「ポーリン温泉」という天然の温泉もあり、水着を持っていき、入場料を支払えば入浴する事ができます。

ボルネオ島の動物たちを間近で見る事ができるロッカウィワイルドライフパーク

動物がお好きな方におすすめな観光名所はロッカウィワイルドライフパークというコタキナバルにある動物園です。オランウータンやテングザルなど、ボルネオ島に生息する動物たちの姿を間近で見る事ができますし、動物たちのショーも楽しめます。
ボルネオ象に乗る体験もできますので、日本の動物園ではお目にかかれない動物を見たり、できない体験ができるという意味では訪れる価値が十二分にある動物園です。

ボルネオ島の人気者テングザルにも会えるマングローブリバークルーズ

アドベンチャー気分を心ゆくまで楽しみたいという方におすすめなのが、マングローブリバークルーズです。コタキナバルにはマングローブが沢山あり、野生の生き物たちの住みかとなっています。
そんなマングローブを小型のボートに乗って探検できるツアーが数多くあり、中でも人気なのがテングザルとホタルを見る事ができるツアーです。かなりの高確率でテングザルに出会う事ができると人気のツアーで、テングザルの他にもコウモリの群れやワニなど、マングローブで暮らす様々な動物たちと出会えます。
日が暮れてくるとホタルが光りはじめて、その姿はまさに天然のイルミネーション。優しい光が点滅を繰り返し、何とも言えない幻想的でロマンティックな風景を見せてくれます。

アイランドホッピングが楽しめるトゥンクアブドゥルラーマン国立公園

マレーシア国立の海洋公園で、コタキナバルの中心地からボートで20分ほどのところにあります。サピ島、ガヤ島、マヌカン島、マムティック島、スルグ島という5つの小さな島から成っていて、アイランドホッピングを楽しむ事ができます。
それぞれの島には美しいビーチがあり、シュノーケリングやマリンアクティビティを楽しめます。南国の美しい魚たちが泳いでいる様子を眺めたり、ビーチでのんびりくつろいだり、思い思いの過ごし方ができるので、ジャングルよりもビーチ派という方にはおすすめです。

コタキナバルの部族の生活を知る事ができるマリマリカルチュラルビレッジ

コタキナバルのジャングル奥地にあるマリマリカルチュラルビレッジでは、コタキナバルの少数部族たちの生活の様子を知る事ができます。
バジャウ族やルンダイ族など、コタキナバルにはいくつかの部族が暮らしていますが、彼らの生活の様子を再現したテーマパークのようなスポットになっています。
部族の方と一緒に踊ったり、歓迎の儀式を疑似体験したり、実際に部族の人々が食べている料理を試食したり、なかなか貴重な体験ができます。

ジャングルと都市が共存する姿を一望できるシグナルヒル展望台>

小高い丘の上にせり出すような形で建てられたシグナルヒル展望台は、コタキナバルの人気観光スポットのひとつで、コタキナバルの都市と、ジャングル、そしてビーチから水平線までを一望できます。
特に陽が沈んでいくサンセットタイムは美しく、地元の人々のデートスポットとしても人気です。

圧巻のクジラの骨標本が見どころのサバ州立博物館

サバ州立博物館は、サバ州が運営する博物館です。サバ州の民族が昔使っていた生活の道具などが展示されているほか、島に漂流したニタリクジラの骨標本が展示されており、その大きさと迫力に驚かされます。
敷地の半分以上がジャングルで、屋外には先住民族の家屋が再現されたものが展示されています。見どころ満載の博物館は一度訪れる価値のある観光スポットです。

マレーシアで最も美しいモスクと言われているコタキナバル市立モスク

コタキナバルの中心地からすぐの場所にあるコタキナバル市立モスクは、白と青のコントラストがとても美しいモスクです。イスラム教徒でなくても中に入って見学する事ができますが露出の多い服はNGなので、カーディガンを羽織るなどマナーを守りましょう。
まるで水に浮かんでいるかのように見えるのも、美しいと言われるゆえんで、少し離れたところから写真に収めると本当に水上に浮かんでいるかのように見えます。

金色に輝くモスクも必見!サバ州立モスク

コタキナバル市立モスクと並び、コタキナバルの2大モスクと言われているサバ州立モスクは、コタキナバル市立モスクとはまた少し異なる雰囲気で、金色に輝く尖塔が印象的です。
こちらのモスクはイスラム教徒以外の人は礼拝堂には入れませんが、他の場所は見学できます。露出の多い服装がNGなのはこちらのコタキナバル市立モスクと同じですので、注意しましょう。

新鮮で美味しいシーフードが食べられるコタキナバルでおすすめなのはフィッシュヘッドカレー

コタキナバルを訪れたらシーフード料理は是非食べたいというくらい、新鮮な魚介類が豊富に獲れるコタキナバルですが、中でも名物料理はフィッシュヘッドカレーです。
その名の通り魚の頭を丸々煮込んだカレーで、旨味がよく出ています。酸味が感じられるような日本のカレーとは少し違う風味のカレーで、暑い中食べると汗が噴き出ますが食欲がそそられる味です。

サバ州でしか採れない「サバベジ」は付け合わせにバッチリ

サバ州でしか採ることができない「サユールマニス」という野菜があります。通称「サバベジタブル」で、略して「サバベジ」と呼ばれるこの食材は、茎っぽい歯ごたえのある食感がクセになる青野菜で、油で炒めたものが前菜や付け合わせとしてポピュラーです。

果物の王様ドリアンも機会があれば是非食べてみて!

コタキナバルには沢山のトロピカルフルーツがありますが、フルーツの王様として名高いドリアンの名産地としても有名です。
ドリアンといえば、独特で強烈な匂いが有名ですが、口に含むと濃厚な甘みが広がりクセになるという人もので、食わず嫌いせず一度チャレンジしてみてください。

紅茶と緑茶の間のような不思議な風味のサバティー

サバ州の名産品「サバティー」はサバで採れるお茶の事で、キナバル山の麓で栽培されています。紅茶と緑茶の中間のような不思議な風味で、緑茶のような渋みも、紅茶のようなえぐみもなく、とても口当たりの良いお茶です。
お土産としても最適なサバティーは、ティーバッグでも販売されていて、現地の人々も日常的に飲んでいます。

マレーシア・コタキナバルの観光スポットやグルメを楽しもう

マレーシア・コタキナバルのおすすめスポットとグルメをご紹介しました。
ボルネオ島で最も大きな都市コタキナバルには、ビーチやジャングルなど自然を楽しめるスポットが盛りだくさんで、アドベンチャー気分を味わいたい方には最適な観光地と言えます。大きな自然公園では熱帯雨林のトレッキングを楽しんだり天然温泉に入ったり東南アジアの最高峰キナバル山を登ったりする事ができます。
また、周辺の小さな島を巡りビーチでリゾート気分を満喫する事もできます。
マングローブのツアーに参加すれば野生の動物たちを見られるチャンスがありますし、動物園で間近に見学する事もできるので、動物が好きな人にも最適です。
シーフード料理が名物ですが、中でもフィッシュヘッドカレーはコタキナバルのいちおしグルメです。また、他にもサバティーという名産のお茶がありますので、お土産にもおすすめです。

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