カナダ・ケベックに行ったら何をする?おすすめ観光名所

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カナダのケベック州ケベックシティは、17世紀にフランス人が入植し築いた街で、18~19世紀のヨーロッパ建築が建ち並ぶ城塞です。ケベック旧市街はユネスコ世界遺産に登録されており、北米のパリという異名も持っています。
今でも公用語はフランス語で、カナダの中でヨーロッパを感じられる特殊な空間が広がっています。
今回はそんなケベックの観光名所をご紹介いたします。

目次

石畳の道を散策して歴史情緒溢れる街を楽しめる ケベック旧市街歴史地区

城壁に囲まれたケベック旧市街歴史地区は、アッパータウンとロウタウンに分かれており、アッパータウンにはノートルダム大聖堂やシャトー・フロンテナックなどの観光名所があり、多くの観光客で賑わっています。
ロウタウンにはショッピングエリアが広がっており、のんびりとショッピングを楽しみながら散策を楽しんだり、カフェでお茶を楽しんだりできます。
17世紀後半にフランスとイギリスがこの地を巡り戦った跡も見ることができます。
街歩きをするだけで歴史を感じられ、ひと昔前のヨーロッパに迷い込んだかのような気分を味わえます。

美しいステンドグラスに息を呑む ノートルダム大聖堂

ケベック観光で外せないスポットが、旧市街のアッパータウンにあるノートルダム大聖堂です。1647年に建てられた歴史ある大聖堂で、シックな外観からは想像もつかないような美しい内部が見どころです。
聖母マリアが描かれたステンドグラスは必見で、自然光を透かしてキラキラと輝く様子は神々しく、気持ちが洗われるようです。
無料で入場見学ができるので、連日多くの観光客で賑わっています。
写真撮影なども自由ですが、神聖な場所ですので静かに見学するように配慮しましょう。

落ちないように気を付けて上り下りしたい 首折り階段

ケベックの名物である「首折り階段」は、その変わった名前から世界でも有名なスポットですが、「首が折れてしまうくらい急な階段」ということでその名がつけられました。
階段がたくさんあるケベックの中で最も古い階段で1635年に造られました。アッパータウンとロウタウンを結んでおり、階段の上からはロウタウンの街並みが見渡せます。
美しい景色に気を取られていると足を滑らせる危険があるので、上り下り、とくに下りる時は足元に気を付けましょう。
階段の下にはお洒落なショッピング街が広がり、カフェやレストランでお茶や食事を楽しむこともできます。
ケベック旧市街散策では必ず通るといっても過言ではないスポットなので、見つけた際にはぜひ写真におさめてみてください。

フレンチアメリカ発祥の地 ロワイヤル広場

ロワイヤル広場は、1608年にフランス人探検家サミュエル・ド・シャンプランが初めてフランス人住居を立てた場所です。ケベック旧市街の中では最も歴史あるスポットで、ここからフレンチアメリカの文化が始まりました。
北米最古の教会である「勝利のノートルダム教会」があり、見どころのひとつとなっています。
広場の中心にはルイ14世の石像が置かれており、フランスらしさを感じられるスポットです。

北米最古の教会 勝利のノートルダム教会

英仏七年戦争でフランスが勝利した記念に建てられた「勝利のノートルダム教会」は北米最古の教会として有名です。石造りのクラシカルな教会で、こぢんまりとしていながらも多くの観光客で賑わっています。
無料で見学できるスポットで、中には帆船模型が展示されています。
歴史の1ページを垣間見られる北米最古の教会はケベック旧市街のアッパータウンにあるロワイヤル広場の一角にあります。

フランスとイギリスの最後の戦いの場となった要塞 シタデル

ケベックの地を巡りフランスとイギリスが戦った「英仏七年戦争」の最後の戦地となったシタデルは巨大な要塞で、訪れた人々を驚かせます。
今も現役の軍隊が駐屯しており、6月から9月には衛兵交代の儀式を見学できます。
この衛兵交代式の見学も含まれているツアーが人気で、ケベックの歴史を知りながら迫力ある要塞も見学できるとあって、国内外の多くの観光客が参加しています。

北米最古の繁華街 プチ・シャンプラン通り

ケベック旧市街のロウタウンに広がるプチ・シャンプラン通りは、北米最古の繁華街として知られるショッピングエリアです。
フランスらしい石畳の道の両端にはクラシカルでお洒落なお店が軒を連ね、ブティックやアートギャラリー、お土産屋、レストラン、カフェなどが並んでいます。
クリスマスの季節になると、イルミネーションが輝き、降り積もった雪とキラキラ輝く光がおとぎ話のような街並みを演出します。

無料ガイドツアーで内部見学もできるケベック州議事堂

フレンチクラシック様式で建てられた美しいケベック州議事堂は、外観を見物するだけでも価値のある立派で美しい建物です。
ケベックシティが誕生400周年を記念して、議事堂前に造られた「トゥルニーの噴水」が見どころのひとつで、噴水の美しさと建物の美しさのコラボレーションがとても印象的です。
堂々たる議事堂の内部を見てみたいという方は、無料のガイドツアーに参加してみましょう。フランス語だけでなく英語のツアーも出ているので、ケベックの歴史や街の話を聞きながら立派な建物内を見学することができます。

カナダ・ケベックの観光スポットを楽しもう

カナダの中でフランスを感じられる街、ケベックには英仏七年戦争の歴史の跡や、フランスらしい街並みなど、ヨーロッパを感じられるスポットが多数あります。
石畳の小路や、レンガ造りのクラシカルな建物、美しい教会など、まるでヨーロッパ旅行をしているかのような気分が味わえて、カナダ国内からも多くの観光客が訪れます。
ケベックの公用語はフランス語ですが、英語も問題無く通じるので、観光する際にガイドツアーに参加する場合は英語を選ぶことができます。
ケベックの歴史ある街並みを満喫し、カナダ旅行の思い出を作ってください。

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