南アフリカ共和国・ヨハネスブルクに行ったら何をする?おすすめ観光名所・グルメ

南アフリカ最大の都市であり、経済の中心でもあるヨハネスブルク。日本から南アフリカに訪れる際、1番最初に訪れる都市です。
激動の歴史をもつ反面、現在は様々な民族が暮らし、多様性に富んだ文化と都会と大自然が共存。
近寄ってはいけない地域もありますが、エンターテイメントやレジャーにおいても着実に発展を続ける主要都市となっています。
そんなヨハネスブルクには南アフリカならではの鼓動を感じる見どころがいっぱい。
見ごたえのある名所の数々をいくつかご紹介します。

目次

世界の動物好きに必見!ヨハネスブルク動物園

1904年に設立されたヨハネスブルク動物園は通称「Joburg Zoo」と呼ばれ、現在320種以上の動物が飼育されています。
ヨハネスブルクの中心地からも近く、ビッグ・ファイブと言われる、ライオン、ヒョウ、ゾウ、サイ、バッファローはもちろん、普段なかなか見ることがないような動物もたくさん。
アフリカだけではなく、アジアや他の地域の動物も見ることができます。
また、野生動物の保護活動に積極的なことでも知られており、動物が過ごしやすいように配慮がなされ、そのうえで動物たちを間近で観察できるのも、人気のポイント。
乗り降り自由の2階建て観光バス(サイトシーイングバス)のルートにもなっており、小さなお子様からお年寄りまで、世代を問わず人気があります。

暗黒の歴史を肌で感じる アパルトヘイト博物館

アパルトヘイト博物館は、白人至上主義、黒人差別社会の時代を辿る、貴重な歴史博物館となっています。
近代美術館のような外観で、入口には”white(白人)”と”non-white(白人ではない人々)”の2つのゲートが用意され、入場者はランダムで振り分けられます。
見学ルートは鉄柵で分けられており、館内にはアパルトヘイト政策の創設から廃止までの様子が分かる写真や資料を展示。
視覚だけでなく、身をもって一緒にいることのできない当時の状況を体験し、平等に暮らすことのできないつらさを感じることができます。

南アフリカの地ビールに舌鼓! SAB(World of Beer)

街の中心部に位置するビール工場SABは、南アフリカの地ビール醸造所です。
ここでは南アフリカの地ビールの製造工程などの見学をガイド付きで行っており、見学の最後には、試飲も楽しむことも。
また、ビールの飲み比べ、ビールの国際会議まで、ビールにまつわる様々なイベントも開催されており、ツアーに参加せずともレストランでの食事のみの利用も可能となっています。
南アフリカの地ビールは日本で飲むビールとは異なる味わいになっており、是非飲んでいただきたい一品。
気に入ったビールは購入することもできるので、お土産にもおすすめです。

差別撤廃の歴史を垣間見る マンデラハウス

ソウェト地区の高級住宅地にあるマンデラハウスは、南アフリカ元大統領の故ネルソン・マンデラの住居跡。
南アフリカのアパルトヘイトに関する歴史を知る上では、この方を忘れてはなりません。
政治家として人種差別撤廃を唱え、1946年から長期投獄される直前の1962年まで、この家を拠点に活動を行っていました。
簡素な平屋建ての中には当時の家具や小物がそのまま残され、説明付きの展示パネルやビデオのほか、銃弾の痕が残っているところもあり、厳しい闘いであったことをのぞかせています。
彼は1964年には国家反逆罪で終身刑の判決を受けましたが、約27年にわたる獄中生活を経て91年にアパルトヘイトを撤廃。
新しい民主的な南アフリカの礎を築いたため、93年、当時のデクラーク大統領とともにノーベル平和賞を受賞しました。
2009年の改装時にはビジターセンターも併設され、より深く学び取ることができるようになっていますので、ぜひ訪れてみてください。

アパルトヘイト”ソウェト蜂起”を知る ヘクター・ピーターソン博物館

ヘクター・ピーターソン博物館があるソウェト地区は、アパルトヘイト政策下で、南アフリカ系黒人が強制移住させられた場所です。
1976年には黒人の学校でも白人系南アフリカ人の間で多く話されていた言語、アパルトヘイトの象徴とされたアフリカーンス語で授業を行うという決定が下され、白人支配だとして”ソウェト蜂起”が勃発。
ヘクター・ピーターソンは若干13歳という年齢ながらも、鎮圧をしようとした警官の発砲によって最初に射殺されました。
博物館内にはソウェト蜂起で実際に使われていた物などの展示をはじめ、警察隊の暴力を捉えた写真や映像を展示。
世界中の人々がアパルトヘイトの実態を知るきっかけとなったこの事件、当時の情勢について、詳しく知ることができるようになっています。

老若男女が楽しめるエンターテイメント空間 ゴールド リーフ シティ

アパルトヘイト博物館のすぐ隣にあるゴールドリーフシティは、遊園地、カジノ、2つのホテルが併設されたエンターテイメントコンプレックスです。
遊園地は7つのテーマに分かれており、絶叫系からお子様向けのアトラクションまで、幅広い年齢で楽しめるようになっています。広い園内は、列車で移動することができるので、疲れた時にも安心。
また、金の採掘が行われていた地下坑道の見学ツアーなどもあり、砂金を採る体験も人気。19世紀に稼動していた金鉱跡に建設されているため、かつてのゴールドラッシュの歴史についても学ぶことができます。
ミニゴルフでゆっくり遊んだり、観覧車から景色を眺めたり、ダンスを観賞したり、楽しみ方は自由自在。盛りだくさんのテーマパークとなっています。

無料でボタニカルに癒される ヨハネスブルグ植物園

ヨハネスブルクの郊外に位置するヨハネスブルグ植物園は、四季折々の花々が咲く都会のオアシス。
地元の人たちのウォーキングコースなどにもなっており、81haにも及ぶ敷地内にテーマ別の庭園、ジョギング コース、ダムなどがあります。
特に、巨大なバラ園は有名で、季節には色とりどりのバラを観に、多くの人が訪れます。
バラエティ豊かな庭園には在来種も外来種も見ることができ、バード アイランドではトキやハタオリドリなど、この地域特有の鳥を見ることも。
ピクニックを楽しんだり、カヤックやヨットなど、ウォーターアクティビティも充実しています。

トップ・オブ・アフリカから街を見渡す カールトン展望台

ダウンタウンに位置するカールトンセンターは、高さ223m、50階建ての高層ビルで、アフリカでも最も高い建築物。そのため、「トップ・オブ・アフリカ」とも呼ばれています。
以前は治安の悪い場所として観光客には避けられていましたが、再開発によりショッピングモールとして生まれ変わり、セキュリティにも力が入れられています。
ただし、ここを訪れる際の道のりには危険も伴いますので、ツアーなどを利用して訪れましょう。
最上階の展望台からはヨハネスブルクを一望!360度のパノラマビューで、街並みを見ることができます。
発展を遂げたヨハネスブルクの景色は、良い意味でイメージを覆すもの。ぜひ高いところから、眺めてみてください。

人類の起源に迫る スタークフォンテン洞窟

市内から北西に30キロほど移動すると、「人類のゆりかご」としてユネスコの世界遺産に登録されているスタークフォンテーンエリアに到着します。
ここでは人類の進化・歴史を知るうえで重要な化石の発掘が相次いでおり、その数500種類以上。
東端にある鍾乳洞スタークフォンテーン洞窟では、1947年、”ミセス・プレス”という約250万年前の人類の頭皮、顎の骨が化石としてみつかり、1997年には、”リトル・フット”と呼ばれる人類の骨格が発見され、世界に公表されました。
その化石の数々はマロンペンビジターセンターにて見学が可能。標本や映像、地下ボートツアーなど、興味深い展示が多数ありますので、そちらも併せて、ぜひ訪れてみてください。

南アフリカの鉄鍋料理 ポイキ

ポイキは鉄製の鍋のことで、17世紀にオランダ人(ボーア人)が持ち込んだとされています。
その鍋で作る料理は何でも、「ポイキ」と呼ばれますが、肉や野菜、ワインを入れてぐつぐつと煮込んだシチューのような料理がポイキの主流。
玉ねぎやにんじん、セロリ、トマト、ピーマンなど具沢山で、日本人の舌にもよく合います。

見た目もお腹も満たされる バニーチャオ

くりぬいたパンの中にカレーが入ったバニーチャオは、南アフリカでは有名なファーストフード。
もともとはインドからやってきた文化をアレンジしたもので、日本のカレーパンとは違い、風変わりなハニートーストのような見た目もフォトジェニック。
カレーが溢れるほどに盛り付けられ、リーズナブルながらも食べ応え満点なソウルフードとなっています。

食べたことのない珍肉を食す ゲームミート

南アフリカではブラウという肉のBBQが人気!
現地では、牛、豚、鶏に加え、焼きたてのゲームミートを頂きます。
ゲームミートとは狩猟でとれた肉のことで、南アフリカで捕れるアンテロープ、バッファロー、スプリングボック、ウォーバック、オーストリッチなど・・・。 
自分で選んだお肉をその場で焼いて、食べたことのない食感、うま味を堪能しましょう。

コスパ重視派におすすめ!南アフリカワイン

南アフリカは世界で一番”自然環境を考慮したワイン造り”を行っており、フェアトレードワインの割合も世界一を争うほど。
高級なものもありますが、リーズナブルなものが多く、安いものであれば300円をきるワイン銘柄も存在しています。
ブドウの品種は赤ワインはピノタージュ、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、白ワインはシュナン・ブラン、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランなどが多く収穫され、しっかりとフルーティーで豊かな味わいが人気。
フランスワインとアメリカワインの中間のようなバランスの良さも魅力の一つです。
なんといってもコスパがよいのでお土産にもおすすめ!たくさん買いすぎると日本に入国する際に税金を払う必要がありますが、旅の思い出に、何本か持ち帰ってみてはいかがでしょうか?

南アフリカ共和国・ヨハネスブルクの観光スポットを楽しもう

「レインボーネーション(虹の国)」と称される南アフリカ共和国最大の都市、ヨハネスブルク。
1886年に金鉱が発見されると採掘者が押し寄せてきて、経済の中心地として発展。
イギリスの植民地時代に施行された人種隔離政策「アパルトヘイト」では悲しい歴史も持ちますが、1994年に撤廃されるとその異名の通り、多様な民族や文化が息づき、多彩な魅力を放つようになりました。
街を歩くとロックやジャズ、ヒップホップ、ハウスミュージック、クウェイトなど、ありとあらゆる音楽とともにエネルギッシュな活気が溢れ、洗練されたショップやレストラン、バーなども点在。イメージとのギャップに驚かされます。
一方で自然や動物と触れ合えるシーンも数多く残されており、訪れる人を魅了しています。
ただし治安には十分に注意して、ツールに沿った観光ルートをお楽しみください。

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