フランス共和国・ロワールに行ったら何をする?おすすめ観光名所

フランスの中部を流れるロワール川流域にあるロワール渓谷には100以上の古城があります。観光客が訪れる古城だけでも20以上あり、全てのお城を見るには1日ではとても足りないと言われています。
372年にキリスト教布教の拠点として修道院が建てられたことがきっかけとなり、ロワール渓谷には貴族たちがお城や荘園を造りはじめました。
自然豊かで、のどかな田園風景が広がるロワール流域は、貴族たちがのんびりと時を過ごすのに最適でした。
今回は、そんなフランスのお城が多数点在するロワールの観光名所をご紹介いたします。

目次

世界遺産にも登録されたルネサンス最高傑作 シャンボール城

ロワール渓谷の森のはずれに建つシャンボール城は、ロワールの古城の中でも最大の規模で、ロワールエリアが世界遺産に登録される前から単独で世界遺産に登録されていました。
16世紀のフランス国王フランソワ1世が狩猟用の別邸として建てさせた城で、当時の時代の最先端であったイタリア・ルネサンス様式を取り入れた豪華な造りに仕立てました。
フランソワ1世のライバルであった神聖ローマ皇帝カール5世を招待し、驚かせたという記録も残っています。
お城には、なんと彫刻が施された塔が800以上もあり、外装も内装も大変美しく凝った装飾で、城内には「二重らせん構造の階段」があることも有名です。
この「二重らせん構造の階段」はレオナルド・ダ・ヴィンチの素案から着想を得たという説もあり、相手に会う事なく1階から3階まで上り下りできる仕組みとなっています。

歴代のフランス国王が暮らした アンボワーズ城

アンボワーズ城は、もともとはアンボワーズ家というフランス人が所有していたお城が15世紀末に当時のフランス王シャルル7世の手にわたり、それ以降フランス王家が暮らす居城として歴代の王たちが増改築を重ねてきました。
シャルル8世の時代にはイタリア芸術に魅せられて、家具や装飾品、調度品などをイタリアから持ってくるだけでなく、彫刻家や造園家などもイタリアから呼び寄せ、城全体をイタリア仕様にしたと言われています。
この時代に造られた庭園が、のちのフランス式庭園の走りとなり、幾何学的で人工的な造形美が印象的なヴェルサイユ宮殿の庭園にも繋がっているとも言われています。
敷地内にはサン・テュベール礼拝堂があり、ここにはレオナルド・ダ・ヴィンチが眠っています。

川の上に建つ美しい建物と広いバラ庭園が乙女心をくすぐる シュノンソー城

シェール川の上に建つ真っ白なシュノンソー城は、アーチ橋状に造られていて、とてもロマンティックな外観です。
フランソワ1世の後継者であったアンリ2世の寵愛を受けたディアンヌ・ド・ポワチエの心を魅了したシュノンソー城は、確かに女性の心をくすぐるような美しさと可愛らしさをたたえています。
もともと川の上に橋がかかっていたわけではなく、水辺にお城が建っていただけでしたが、お城を気に入ったディアンヌ・ド・ポワチエは、アーチ橋を造らせ、さらに広大な庭を増設し、果樹園や花の庭園を造らせました。
その後も、カトリーヌ・ド・メディチやマダム・デュパンなど、数々のフランス女性たちに愛され、戦争や革命の戦火から守られてきたシュノンソー城。
現在も、広々とした庭園には花が咲き誇り、静かな川辺には白い城壁が映え、女性たちの心を引きつけています。

レオナルド・ダ・ヴィンチが暮らした館 クロ・リュセ

シャンボール城を造らせたフランソワ1世は、イタリア・ルネッサンスの美術様式に関心を寄せ、レオナルド・ダ・ヴィンチをイタリアから招き、当時のフランス王家の居城だったアンボワーズ城からわずか500mほどの場所に住まわせました。これがクロ・リュセです。
ダ・ヴィンチは、クロ・リュセで晩年の数年間を過ごし、自身の創作活動を進めながら、王のための建築プロジェクトにも参加しました。
クロ・リュセにはダ・ヴィンチの作品や彼の生活の様子などが展示されており、ダ・ヴィンチの日常生活を垣間見ることができます。
1519年、ダ・ヴィンチはここクロ・リュセでその生涯に幕を閉じます。67歳でした。
ダ・ヴィンチの遺体はアンボワーズ城の中にあるサン・テュベール礼拝堂に埋葬されました。

ジャンヌ・ダルクも訪れたブロワ城

ブロワ城は、ロワール渓谷にある数々の古城の歴史と芸術を詰め込んだようなお城で、ロワール渓谷を訪れたら是非立ち寄りたいスポットです。
特筆すべきは、あらゆる建築様式が融合した独特の建築で、バロック、ゴシック、ルネサンスなど、時代を代表するような建築様式が混ざり合っています。
城内には美術館があり、35,000点もの美術コレクションが展示されています。
お城の雰囲気も楽しみながら、絵画や彫刻の鑑賞もできるため、多くの観光客が足を運びます。
かのジャンヌ・ダルクがイギリスに向けて軍を出発させる前に、フランス大司教から祝福を受けたのが、まさにこのブロワ城であったことから、ジャンヌ・ダルクゆかりの地としても知られています。

フランス共和国・ロワールの観光スポットを楽しもう

フランスの古城めぐりを楽しめるロワールで、見逃せない名城をご紹介いたしました。
フランス王室の歴史を学びながら豪華絢爛なお城を見て回れば、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。
お城はどれものどかな自然の中に佇んでいるため、都会の喧騒を忘れて、ひと時のロマンティックな時間を満喫するのも、ロワール観光の醍醐味です。
是非お気に入りのお城を見つけてみてください。

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