ハンガリー・ブダペストに行ったら何をする?おすすめ観光名所・グルメ

BUD

ヨーロッパのほぼ中央に位置し、日本の4分の1ほどの国土を持つハンガリー。
その首都ブダペストは、初代国王イシュトバーンが国家を建設してから1000年以上、古い歴史のある街です。
街の中央にはドナウ川が流れ、西側に歴史的建造物が建ち並ぶ「ブダ地区」、東側に商業地域である「ペスト地区」が、それぞれに魅力を放ちます。
その美しい景観は「ドナウの真珠」とも謳われるほど。
また、国民の95%を占めるハンガリーのマジャール人はアジア系の民族で、ヨーロッパにいながら、どこか親しみやすさを感じられることでしょう。
そんなブダペストのおすすめ観光名所・グルメをご紹介します。

目次

観光には欠かせない!味わい深い移動手段 地下鉄

1896年開業のブダペストの地下鉄は、世界でも3番目に古く、なんと世界で唯一!世界遺産に登録されています。
地下鉄なので、公共交通機関として便利なのはもちろんですが、路線によって駅や車体のデザインが全く異なり、移動するのも楽しくなります。
そんな4つの路線の中でも1号線は、イエローの小さな路線が走り、筋金入りの年代もの。
レトロな雰囲気のホームも狭く、天井も低いのですが、「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」という名前で、”その地下”に含まれる形で世界遺産入りしています。
打って変わって2号線、4号線は、広くてモダン。地下鉄としての機能を発展させながら、人々の期待に応えています。
駅によって少しずつ特徴が異なるので、その違いもゆっくり楽しんでみましょう。
なお、3号線は老朽化のため現在修復中で、2020年には再開を予定しています。

豪華絢爛!「世界一美しい」国会議事堂

ドナウ河畔に聳える宮殿のような国会議事堂は、ブダペストの象徴そのもの。
ネオゴシック様式の絢爛豪華な建物は、10の中庭と691の部屋を有し、世界でもトップクラスの大きさを誇ります。
内部を見学するにはツアーへの参加が必須ですが、中央のドームや左右対称のファサードなど、荘厳な外観も一見の価値あり。川に浮かんでいるかのような佇まいも魅力的です。
一方ツアーでは、議事堂正面の装飾大階段、聖王冠、フォワイエ、上院または下院が案内され、驚くほど豪華な内装や貴重な品々を見学。
現役の議事堂でありながら美術館のような見ごたえに、ため息がこぼれることでしょう。

激動の歴史舞台 ブダ城

ドナウ川西岸の丘陵地帯にある王宮の丘に、破壊と再建を繰り返してきたお城、ブダ城があります。
その歴史の始まりは、木造建築。1241年にモンゴル軍によって破壊されると、石造りへと再建。
14世紀にはラヨシュ1世によってゴシック様式の王宮に増改築が行われ、15世紀になると人文主義者として知られるマーチャーシュ1世のもと、ハンガリー・ルネッサンスが花開きました。
しかし、17世紀にはオスマン帝国軍の攻撃により破壊。その後ハプスブルク家の支配下で再建され、バロック様式へと改造されました。そして再び大火災や戦に見舞われ、大きな被害を受けますが、20世紀半ばには修復が完了。
現在は国立美術館をはじめ、ブダペスト歴史博物館、ルドヴィク美術館が入っており、見ごたえ抜群!
水色のドーム型屋根が美しく、優雅さと威厳が漂います。

ドナウを一望!”砦”という名の展望スポット 漁夫の砦

漁夫の砦は、ブダ城のある王宮の丘に、建国千年祭における市街美化計画の一環として建てられました。
建築デザインはマーチャーシュ教会を手掛けた建築家、シュレク・フリジェシュが担当。
戦いに利用するためではなく、かつてはここに魚市場が立ち、ドナウの漁師組合がこの一帯を守っていたことから、「漁夫の砦」と名づけられました。
ネオロマネスク様式の白い石造りでできており、とんがり帽子のような塔は遊牧民だったマジャール人のテントを、7つの塔はマジャールの7部族を表しています。
美しい回廊からは、対岸に広がるペスト地区を一望!砦の中にはレストランやカフェもあり、お茶や食事を楽しみながら、美しい景色を眺めることができます。

聖母マリアの奇跡の地 マーチャーシュ教会

ペストの終息を記念して立てられた三位一体の像がある広場の中央に「聖母マリア聖堂」として建てられたマーチャーシュ教会があります。
この教会は歴代王の戴冠式が行われた場所でもあり、ブダの人々の拠り所として、長い歴史を刻んできた場所。
その一方で王宮と同じく、トルコによる占領や世界大戦によって、幾度となく悲劇の歴史の一端を辿りました。
建設当初はロマネスク様式でしたが、オスマン帝国の支配でモスクに改装され、14世紀にはゴシック様式に再編。
壮麗な高い尖塔は、15世紀にマーチャーシュー1世が増築したもので、ペスト地区側から見上げた時にも一目瞭然。
壁面に施されたレリーフや、ダイアモンド模様の屋根瓦にも目を奪われます。
教会内には主祭壇に加えステンドグラスや宗教画、石像などが並び、ビザンティン様式の豪華な天井や壁も見事。
1686年の大トルコ戦争の際には、中で祈祷中だったオスマン帝国のイスラム教徒の前に古いマリア像が現れ、オスマンの支配を終わらせたという”聖母マリアの奇跡の地”としても知られています。

世界一豪華な伝説のカフェ ニューヨークカフェ

パリやウィーンに次いで、古くからカフェ文化が発達してきたブダペスト。
街中の至る所に、クラシックなカフェや今風のモダンなカフェが並んでいます。
中でも1894年創業のニューヨークカフェは、”世界一豪華なカフェ”と呼ばれ、多くの著名人が集う社交場として賑わった場所。
宮殿のような店内にはゴールドがちりばめられ、天井画や漆喰の装飾も見事。あまりの豪華さに、一見入るのをためらってしまいがちですが、気を張らずに訪れてみましょう。
カジュアルな服装のお客さんも多く、ドリンクだけでも優雅な気分が味わえます。

これを見ずには帰れない! セーチェーニ鎖橋

全長380mのセーチェニ鎖橋は、言わずと知れたブダペストのシンボル!
ドナウ川に最初に架けられ、西にあるブダ地区と、東にあるペスト地区を結んでいます。
設計は、イングランドの技師ウィリアム・ティアニー・クラーク、建設はスコットランドのアダム・クラークが担当。
ハンガリーのセーチェーニ・イシュトヴァーン伯爵の支援のもとで完成されました。
その役割、風貌への評価は高く、1849年の完成時には”建築の最高傑作”とも呼ばれたほど。
現在は使われていませんが、建設当時はメインケーブルにアイバーチェーンという鉄板を用いて作られたことから「鎖橋」と呼ばれています。
橋の両岸には2対のライオン像が配され、ハンガリー国章が刻まれた石造の塔門は重厚感満載!
昼も夜も美しく、”最もブダペストらしい橋”と言っても過言ではないでしょう。

ハンガリーの歴代英雄が勢ぞろい 英雄広場

アンドラーシ通りの一部として世界遺産にも登録されている英雄広場。
ハンガリー建国1000年を記念して、1896年に建設されました。
広場の中央には高さ約35mの記念碑が立ち、頂点には大天使ガブリエル像、台座には7人の騎馬像が壮観!
その周りに半円を描くように、歴代の英雄が立つ柱廊が並んでいます。そのいずれも、ハンガリーの歴史を語る上では欠かせない、偉大な人物ばかり。
さらに柱廊の上には「仕事と繁栄」「戦争」「平和」「学問と栄光」を象徴して造られた4体の像が堂々と聳え、人々を魅了。
広場にある”BUDAPEST”のモニュメントも、人気の撮影スポットとなっています。

ヨーロッパ最大の温泉 セーチェーニ温泉

あまり知られてはいませんが、実のところハンガリーは温泉大国。首都ブダペストにもたくさんの温泉施設があります。
その中でも1913年に建立されたセーチェーニ温泉はヨーロッパ内でも最も大きく、国内外から絶大の人気を集めています。
鮮やかな黄色の建物はバロック・リヴァイヴァル建築。屋内に15種類、屋外に3種類の浴槽が配されています。
日本の温泉とは違い、混浴で水着を着て利用しますが、楽しみ方は人それぞれ。流れるプールの様な仕掛けや噴水、サウナ、水中ヨガ教室などもあり、ビールを片手にくつろいだり、チェスを楽しむ光景も日常的。
セーチェーニ温泉のある公園にはヴォイダフニャッド城、動物園などもありますので、一日かけて楽しめますよ。

開放的で優雅な高効能温泉 ゲッレールト温泉

ゲッレールト温泉は1912年から1918年にかけて、ウィーン分離派のアール・ヌーヴォー様式で建造されました。
ここは、療養効果の高い温泉として古くから知られており、13世紀の文献にはすでにその名前が記されているとか。
ゲッレールトの丘から引き上げる温泉水にはカルシウムやマグネシウム、炭酸水素イオンをはじめ多くの成分が含まれており、中には医師からの処方がないと利用できない温泉もあるほどです。
屋内にはメインの大型のプールに4つの温泉が配され優雅な雰囲気。屋外は波の出るプールやジャグジー、スパなど、夏季を中心に賑わいます。
高級ホテルのダヌビアス ホテル ゲッレールトの中に併設されていますが、宿泊に関係なく利用できますので、疲れを癒しに出かけてみてはいかがでしょうか?

開放的で見どころたっぷり! 中央市場

自由橋のたもとに位置する中央市場は、ヨーロッパ最大の規模を誇るマーケット。
地上2階と地下1階の3層構造になっており、地下にはスーパーマーケット、1Fには肉や野菜などの食料品や香辛料、2Fにはお土産屋さんやフードコートなどが軒を連ねています。
カラフルなタイル屋根はハンガリーの名門陶磁器メーカーのジョルナイ社製のもの。開放的な吹抜けが印象的です。
ただ見ているだけでも楽しめる市場ですが、地元の人たちに混ざってショッピングや食を堪能するのも旅の醍醐味。
世界的に有名なトカイ産の貴腐ワインやパプリカパウダー、フォアグラ、はちみつなど、名産品の数々や可愛い民芸品に触れて、ランチやバーカウンターで一杯、名物を味わってみてはいかがでしょうか?

ブダペストで最大かつ貴重なバシリカ 聖イシュトヴァーン大聖堂

高さ96mある聖イシュトヴァーン大聖堂は、国会議事堂と並んでブダペストで最も高い建築物として、知られています。
1851年に着工し、完成は54年後の1905年。
新古典主義様式になっており、平面図では十字型。空に伸びる2本の鐘楼と、その間に配された大きなドームが特徴的です。
聖堂内に入ると、ドームから光が差し込み、黄金の装飾や聖人の絵などが美しく神秘的。
主祭壇にはキリストではなくハンガリー王国の初代王イシュトヴァーンの像が掲げられ、聖遺物箱にはミイラ化した”聖なる右手”も祀られています。
また、364段ある階段でドームに昇れば、ブダペストの景色を360度一望!エレベーターでもアクセスできるので、ぜひ利用してみましょう。

オペラ予約なしでも見学必須! ハンガリー国立歌劇場

ネオルネッサンス建築のハンガリー国立歌劇場は、ハンガリー唯一のオペラ劇場。
1858年にオーストリアのハプスブルク家の支配下のもと、建築家ミクローシュによって建設されました。
座席数は1200席。立見席はなくこじんまりとした印象ですが、ハンガリー国立歌劇団とハンガリー国立バレエ団の本拠地であり、ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団が専属オーケストラを務めています。
バレエやオペラ、コンサートは週1日ある定休日を除いてほぼ毎日公演。
本格的な観劇をしない方にもガイドツアーが用意されており、「国王の階段」やエリザベート専用のボックス席「シシィ・ロージェ」など、豪華な内装を紹介しています。
大理石の柱や金細工、フレスコ画など、豪華な劇場は必見!建物の歴史と共に楽しみましょう。

エキゾチックな異国情緒満載!シナゴーグ

ブダペスト中心部に堂々聳えるドハーニ街シナゴーグは、ヨーロッパ最大!
ユダヤ教の会堂として、1859年に完成しました。
2本のドーム型の塔は高さ43m。建物はネオムーア様式で、北アフリカとスペインイスラム建築の要素が端々に漂います。
中に入ると吹き抜けの天井に豪華なシャンデリアが掲げられ、3階に渡って信者席がズラリ。
ユダヤのシンボルであるダヴィデの星と、オレンジピンクの世界が壮麗に包み込みます。
祭壇上部に設けられたオルガンは、王政ハンガリー出身でヨーロッパ各地で活躍したフランツ・リストやサン・サーンスも演奏したもの。
華やかでロマンティックなユダヤの空間に、驚かされることでしょう。

番外編 世界一美しいマクドナルド

お洒落な街並みのブダペストには、歴史的ある建物を利用したマクドナルドもあり、”世界一美しいマクドナルド”として、話題を集めています。
鉄パイプとガラスを用いたブダペスト西駅は、駅舎を中心に2つのホールが並ぶ構造となっていて、その片方が店舗。
レンガ色の重厚感あふれる建物に「M」のマークが不思議となじみます。
店内は天井が高く、周辺には漆喰装飾、暖かい光がゆったりとした居心地の良い空間を包み込み、レトロでゴージャス!
もともとは駅の食堂として使われていただけあって、”豪華列車の食堂車両”のような仕上がりになっています。
駅舎の裏側には中庭に面したテラス席もあり、緑も豊か。世界一の呼び声にも頷けるはずです。

名産の高級食材を贅沢に フォアグラ

高級食材フォアグラは、ハンガリーの名産。
フランスに次いで世界でも第二位の生産量を誇っています。
新鮮なフォアグラをリーズナブルに、様々な料理で楽しむことができるのはハンガリーならでは!
ペーストや缶詰にもなって売られているので、家庭でも手軽に食べることができます。
グリルしたフォアグラをトカイワインと合わせて食べれば絶品!濃厚な味わいに誰もが魅了されます。

もこもこした巻き毛の国宝 マンガリッツァ豚

2004年にハンガリーの国会によって国宝に認定され、”食べられる国宝”として近年注目を集めるマンガリッツァ豚。
世界で脂肪率が最も高い豚とされ、霜降り率が高く、うま味が凝縮。
肉質がよく濃厚な赤身と融点の低い良質な脂の味わいが人気です。
また、消化もしやすくビタミンやミネラル、抗酸化酵素なども豊富なことから、もたれることもなくヘルシー。
ハンガリーでしか生産できない品種のため、大切に管理、提供されています。

自然現象が作り出すワインの王様 トカイワイン

ハンガリーのトカイと、その周辺の地方からなるトカイ・ワイン地区で作られるワイン。
2つの川が合流するトカイ地方は、秋から冬にかけての朝には濃い霧が発生し、ブドウ畑全体を包み込みます。
そして霧による湿気が貴腐菌を放出し、糖分を濃縮。甘いブドウを作り出します。
ハンガリーのトカイワインはフランス・ボルドー地方ホーテルヌ産、ドイツラインガウ産と並んで世界三大貴腐ワインの一つ。
フランスのルイ14世が「王様のワインにしてワインの王様なり。」とも讃えたほどです。
琥珀のような色味と上品な甘さは女性にも人気。ワインが苦手な方も、ぜひ一口お試しください。

甘党には堪らない濃厚スウィーツ ドボシュトルタ

ドボシュトルタはハンガリー発祥のトルテ。
5層~7層からなる薄いスポンジケーキの層にモカ・チョコレートクリームを挟み、表面をカラメルで覆って仕上げます。
艶やかな見た目とは裏腹に表面はパリパリ、スポンジはふわふわでチョコレートのクリームは濃厚。
しっかりとした甘さの中に上品な奥深さが味わえます。
かつてはエリザベート王妃やオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ一世も好んで味わったそう。
濃い目のコーヒーと一緒に少しずついただくのがおすすめです。

ハンガリー・ブダペストの観光スポットを楽しもう

ヨーロッパで2番目に長いドナウ川は、ドイツを皮切りに欧州10カ国を流れる美しい川。
そのなかでも最も美しい景観を表すのが、”ドナウの真珠”ハンガリーのブダペストとでしょう。
川を挟んで西側のブダと東側のペスト。この2つの両岸を、それぞれに特徴の異なる9つの橋が繋いでいます。
街中には至る所に歴史を感じるスポットが点在し、豊かな自然も見事に融合。
他のヨーロッパ諸国と比べると比較的物価も安いので、バックパッカーなどお金をあまりかけずに旅を楽しみたい方にもおすすめです。

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