マレーシア・イポーに行ったら何をする?おすすめ観光名所・グルメ

IPH

マレーシア北部、クアラルンプールとペナン島のほぼ中間に位置するイポーは、知る人ぞ知るマレーシア第3の都市。
日本人にはあまり馴染みのない都市ですが、19世紀には錫の産出によって著しい成長を遂げ、繁栄。「億万長者の街」とも呼ばれました。
鉱山の閉鎖によって人口が流出すると、衰退の道を辿りますが、街には現在も美しい建築物が当時のままの姿で残され、時が止まったかのよう。街の壁面にはウォールアートが各所に描かれ、SNS映えスポットも満載。
イポーはとにかく、散歩しているだけで楽しめるのが特徴です。
まだまだ知られざるイポー。ノスタルジックな街のみどころをご紹介します。

目次

宮殿の様な白亜の駅舎!イポーのタージマハル イポー鉄道駅

ムーア式とゴシック様式のコロニアル建築の白亜の駅舎をもち、マレー鉄道一美しいと言われるイポー駅は、イポーの旧市街の中心的存在。
元々は病院にする予定で建てられましたが、1893年、イポー~バトゥ・ガジャ間の開通により開業。
現在の駅舎はクアラルンプール駅の設計でも知られるイギリス人建築家のA.B.ハボックが手掛け、1917年に完成しました。
2008年には複線電化プロジェクトの一環として駅構内が全面改築されましたが、駅舎は以前のまま保存され、使用され続けています。近代化されたプラットホームと重厚な建物が見事にマッチし、見ごたえ抜群!
存在感のある街のシンボルとして、人々に親しまれています。

見逃し厳禁!異国情緒たっぷりの歴史的建造物群

イポーの街は中心を南北に流れるキンタ川で東西に二分されており、西側の旧市街(オールドタウン)には、イポー駅をはじめ英国統治時代のコロニアル建築物が数多く残っています。
白や鮮やかな色の建物はヨーロッパのお城やお店を彷彿とさせ、マレーシアにいることを忘れてしまいそうなほど。
これらはゆっくりと廻っても1時間半から2時間程度に凝縮されており、散策にぴったり。イポーの歴史を感じながら巡ってみましょう。

・タウンホールと旧郵便局
イポー駅から道路を隔てたところに建つのが1916年に完成のタウンホールです。
ここは、戦後まだ独立前のマレーシアで初となる政党が結成され、その初会議を行った場所としても知られています。
イポー鉄道駅と同様、A.B.ハボック氏が設計、ネオクラシカル様式で、郵便局が背中合わせに建っています。
現在は公共のパーティーなど重要なイベントに使われています。

・バーチ記念時計塔
タウンホールの裏手には、街のシンボルとして時を刻む、バーチ記念時計塔が建っています。
この時計塔は、1875年に暗殺された初代イギリスの駐在官であったバーチを追悼して1909年に建造されました。
ビクトリア調の彫刻が施された時計台で、パネルにはモーゼ、ブッダ、シェークスピア、ダーウィンなど、世界の歴史的な著名人が描かれています。
鐘楼にはマザーベルが1つと小さなベルが4つあり、英国統治の徳”忠誠・正義・忍耐・不屈”をあらわすテラコッタ像が四隅に施されています。

・海峡貿易会社
海峡貿易会社は、ピーク時にはペラ州で扱う錫の半分を扱った一大企業。
白と薄い黄色の建物に赤の看板がショートケーキを思わせる、四角いイタリアルネッサンス様式の建物で、現在はOCBC銀行になっています。

・インドマーカンタイル銀行
クリーム色に薄ピンクのポイント装飾が彩美なアールデコ様式の建物。
現在は銀行ではありませんが、「Mercantile Bank of India」という文字と「1931」という数字が今尚残っており、繁栄の名残を感じることができます。
 

・ペラ水力発電会社
1926年に設立されたペラ水力発電会社は、ペラ川の水力で発電した電気をイポー一帯に供給し錫鉱山と浚渫用の電力供給を担った会社です。
旧市街の時計台のそばにある白地にシマ模様の建物は、どことなくマレーシアの香りを感じさせ、ここ一体のトレイルを興味深く演出しています。

・香港上海銀行
ピンクと白が印象的なネオルネッサンス様式の香港上海銀行は1931年に完成。
顧客に好印象を与える戦略のもと、当時はイポーでも最も高い建物で、豪華な造りとして知られていました。

・F.M.S.バー&レストラン
海南島から移民した創業者によって開業されたF.M.S.バー&レストランは、マラヤ連邦で一番古いレストラン。
紫がかった水色の外壁に「1906」の数字と英国風の「FMS」の文字がクラシカルで、趣のある美しさを物語っています。

・州立モスク Sultan Idris Shah II Mosque
イポー鉄道駅から徒歩5分、イポーの木が立つ広場を挟んで向かいに建つのが、ペラ州の州立モスクです。
白亜の建物に茶色の玉ねぎドームがたくさん並び、規模も大きく趣のある建物。
時間になるとコーランが鳴り響き、わずかな時間でイスラムの世界に舞い降りたかのような雰囲気に浸れます。

気分は宝探し アート オブ オールドタウン

マレーシアでストリートアートといえば、ペナン島のジョージタウンが有名ですが、イポーにもその影響が広がっています。
2014年に登場したのが、ペナン島で人気の壁画作家・アーネストザ・カレビックの作品。いくつかのものを除き、街のあちらこちらに彼の作品が散見されます。
ビルの上方には紙飛行機に乗った子どもやハチドリ、駐車場にはテイクアウトの袋入りアイスコーヒー、人気のコーヒーチェーン、オールドタウンホワイトコーヒーの壁には味わい深い男性の壁画など。
リアカーを使って描かれた荷物など、トリックアート風のものもたくさんあります。
イポーのインフォメーションにはアート散策用のフリーマップもあり、至る所に案内もあるので、自分好みのアート探しを楽しんでみてはいかがでしょうか?

未完成の洋館 ケリーズ・キャッスル

マレーシアらしい緑豊かな風景の中に突如として姿を表す未完成の豪邸跡、ケリーズ・キャッスルは、英国統治時代の1915年、ゴム農園オーナーのウィリアム・ケリー・スミスの邸宅として建築が始まりました。
彼はスコットランド出身で、遠く離れたマレーシアの地に故郷の田園風景を再現しようと建設を開始。
6階建ての塔やムーア式のアーチ、グレコローマン様式で飾られた壁、ワインセラーや屋上など、贅を極め、地下には秘密の部屋やヒンドゥー寺院までつながっている地下道があると言われています。
しかし、建設半ばの1926年12月、リスボンに旅行中肺炎にかかり亡くなると、建設も途絶え、未完成のままこの地に残されることになりました。
屋上の端にある丸い展望台は上ることが可能で、一面に広がるパームヤシ畑を見渡すことができます。柵などもありませんのでくれぐれもご注意を。

美しく神秘的な景観は必見 三寶洞寺院

イポー市内から約5㎞、南のグヌン・ラパにイポー最古の洞窟寺院、三寶洞寺院があります。
入口は断崖絶壁にぽっかりと穴が開き、手前には大きな門。
洞窟内には装飾を施した祭壇の上に布袋像、釈迦如来像がそれぞれ祀られ、壁面をくりぬいた祭壇に金色の仏像が並べられ、なんとも神秘的。
光が差す方へ洞窟を抜けると、四方を絶壁に囲まれた中庭に中国風の寺院建築が現れます。
池には無数のカメが群がり、ここにある井戸は願いが叶うとされるパワースポット。
美しい木々と洞窟、寺院が見事に融合した別世界のような雰囲気に、魅了されることでしょう。

イポー最大級の洞窟寺院 霹靂洞寺院

イポー市の北6㎞にある標高122mの石灰岩の山に建てられた霹靂洞寺院は、イポー周辺でも最大級の規模を誇る中国寺院です。
洞窟に入るとすぐ、広いホールのような場所に12.8mの巨大な金色の大仏様が鎮座、はっきりと目を見開いて人々を見下ろしています。その左右には金色の四天王、天井や壁面には龍や天女の壁画が描かれ、独特の景観に包まれます。
巨大な洞窟内には合わせて40体以上の仏像が祀られており、日本とは趣の異なる千手観音像も微笑みを浮かべています。
450段の階段を上った先には展望台があり、美しい緑が広がるイポーを見渡すことができます。

岩肌と長閑な庭園を満喫 極楽洞

自然が作り出した壮大な洞窟にある極楽洞は、1920年代より参拝の場所として使用され、1960年代には鉄鉱石の採掘の場として役目を果たしていました。
そこから1970年代に入ると再び参拝の場となり、現在に至ります。
石灰岩がむき出しの洞窟には赤い提灯がズラリと吊るされ、涼しく快適。ところどころライトアップされて幻想的な鍾乳洞を観賞できます。
洞窟の入口には白く天女のような仏像、内部には黄金の仏像が祀られ、神秘的。
洞窟の中を奥へ進むと外につながっており、大きな池とよく整備された庭園に出られます。美味しい空気と緑に囲まれて散歩をしたり、ゆっくり休んだり、思い思いに過ごしてみましょう。

楽しみが目白押しのウォーターパーク ロストワールド・オブ・タンブン

石灰岩の絶壁に囲まれたロストワールド・オブ・タンブンは、自然を感じながらアトラクションを楽しむことができる、ファミリーにおすすめの観光スポットです。
ここには山深い地形を利用したプールや温泉施設があり、マレーシアならではの景観と楽しみが備わっています。
泳ぐのに飽きたらミニ遊園地、動物園、フードコートなど何でも揃っており、園内の「錫の谷間」では砂金採りの体験も。
夜のライトアップも雰囲気満点でおすすめ。訪れる人々を一日中満足させてくれる場所です。

イポー名物!やめられない止まらない タウゲアヤム

グルメの街イポーの名物料理といえば、鶏だしの効いたチキンライスはもちろん、シャキシャキ食感がやみつきのもやし炒めとしっとりジューシーな蒸し鶏です。
イポーは山に囲まれているため、ミネラルをたっぷり含んだ太いもやしが育ち、新鮮そのもの。日本とは違うぷりぷりとしたもやしが味わえます。
また、甘塩っぱい醤油タレに浸けたチキンは弾力があり、絶品!ネギが薬味としての役割を最大限に発揮して、やめられなくなるおいしさです。

タンブン名産の甘酸っぱい果実 ポメロ

ポメロはもともとは中国から渡ってきた果物で、中国からインドネシアのバリ島、そしてイポーのタンブンに渡ってきたと言われています。
そのため、20年ほど前までは、バリの柑橘系果物を意味する「リマウバリ」とも呼ばれていました。
緑色の分厚い皮に包まれて、グレープフルーツのような爽やかな味。
皮のザラザラで甘酸っぱさが見分けられ、中の実も黄色からピンクまで、色によって酸味が異なります。
そのまま食べてもおいしいのですが、甘酸っぱいアッサムパウダーをかけて食べるのがマレーシア流。ぜひお試しください。

マレーシア・イポーの観光スポットを楽しもう

錫の採掘により、栄華と衰退の道を辿ったマレーシア第3の都市、イポー。
首都クアラルンプールから鉄道で約2時間、辿り着いた先にはのんびりとした空気が漂い、思わず写真に収めたくなるフォトジェニックなスポットが満載。
コロニアル調の建物や廃墟、芸術的な路地など、時代に取り残されたようなレトロな街並みは世界遺産でもなく、ガイドブックにもあまり載らない特別な場所です。
また美食の街として飲食店は賑わい、お洒落なカフェや穴場も続々とオープン。
まだまだ知られざる魅惑のイポーは、他の都市にはない魅力に溢れています。

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