マレーシア・マラッカに行ったら何をする?おすすめ観光名所・グルメ

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マレーシア旅行と言えば、ビーチでのんびり過ごしたり、ショッピングを楽しんだり、東南アジア独特の魅力が満載。
そんな中、街全体が世界遺産に登録されている古都、マラッカも外せません。
マラッカはマレーシアの港湾都市で、かつては「海のシルクロード」の交易で繁栄したイスラム王朝「マラッカ王国」が繁栄したことでも有名です。
また、その交易点の利から、オランダ、ポルトガル、イギリスなどのヨーロッパ諸国に支配されたことで、西洋とマレーの文化が入り混じり、独特の文化や街並みが生み出されました。
ユニークな建築様式や宗教、食文化など、異国情緒が漂うマラッカには魅力がいっぱい!
押さえておきたい見どころをご紹介します。

目次

これぞマラッカの象徴! スタダイス

スタダイスとはオランダ語で「議事堂・市役所」を意味しており、1650年に当時マラッカを統治していたオランダの総督邸として建てられました。
厚みのある壁と重厚な梁、大きな扉や窓、地下に張り巡らされた下水道は当時珍しく、オランダ建築の技術の高さが伺えます。
現在はマレーシアの歴史を豊富な展示物で埋め尽くした博物館として一般に公開されており、マラッカ王国の誕生からヨーロッパ各国および日本軍の占領時代を経て、マレー連邦として独立するまでのマラッカの歴史を紹介しています。
マラッカの市内中心部、観光名所として知られているスタダイス広場とは、この建物を中心とした広場のこと。マラッカのシンボルとして人々に親しまれています。

賑わう昼とロマンチックな夜、両方おすすめ! オランダ広場

オランダ統治時代の建物が立ち並ぶオランダ広場は、マラッカ観光の起点であり、ハイライトとしても有名です。
鮮やかなピンク色が印象的な広場ですが、建設当初は全て真っ白。イギリス植民地時代の1911年に塗り替えられ、現在の姿になりました。
オランダ様式のマラッカキリスト教会は、マレーシアで最も古いプロテスタント教会。壁には十字架がかけられ、神聖な雰囲気が漂います。そのすぐ隣には、オランダ統治時代の旧総督邸スタダイスが建ち、現在は歴史博物館として利用されています。
どこを撮影してもインスタ映え抜群!あちらこちらに観光客待ちのトライショーが集まり、異国情緒あふれる景観に彩りを添えています。周辺には博物館や飲食店、ショッピングモールも揃っており、とても便利な場所です。

歴史もグルメも、楽しみ方が盛りだくさん! チャイナタウン

オランダ広場からチャイナタウンにかけての散策は、マラッカ観光の大道ともいえる人気のコースです。
ここは、大陸からやってきた中国人とマレーの女性が結婚して生まれた混血、プラナカンの文化が根付いたエリア。
ジョンカーストリートにはショップハウスと呼ばれる伝統的な建物が並び、異なる宗教の建物が共存するハーモニーストリート、プラナカンの豪邸が建つヒーレンストリートなど、見どころ満載。
立ち並ぶお店にはプラナカンの陶器がズラリと並び、定番の中華料理や健康茶はもちろん、お洒落なカフェで一息ついたり、ニョニャ料理やマレー料理も充実。
ショッピングや食事はもちろんのこと歴史も学べるので、幅広い世代の方にお楽しみいただけるスポットです。
毎週金・土・日曜日の18時から深夜0時まではジョンカーストリートが歩行者天国になり、お祭りのようなナイトマーケットも開催されるので、都合の合う方はぜひ訪れてみてください。

異なる宗教が祀られた珍しい寺院 青雲亭寺院

マラッカのチャイナタウンには、たくさんのお寺があります。
その中でも青雲亭寺院は1646年に中国から運んだ資材で建てられたマレーシア最古の中国寺院。
チャイナタウンのメインの観光地で、色鮮やかな建物はひと際存在感があり、陶磁でできた繊細な装飾が華やかです。
ここは、マラッカ大遠征を指揮した鄭和の功績をたたえて建立されたもので、道教、儒教、仏教の神様がともに祀られ、長い間人々の支えとなってきました。
内部の上方には、沈金画でブッダの一生が描かれ、十八羅漢もあります。狛犬の口の中にある玉を撫でながら願い事をすると、願いが叶うそう…。夜は赤い提灯が灯されて幻想的な雰囲気がまた魅力的です。

モスクのイメージが覆る カンポン・クリン・モスク

カンポン・クリン・モスクは青雲亭寺院と同じく、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教などの由緒あるモスクや寺院が立ち並ぶハーモニーストリートに建っています。
1748年にインドのムスリム商人らによって建立された寺院で、緑色の三角屋根が特徴。
モスクといえばアラビアン風の金色ドーム型屋根をイメージしますが、スマトラ様式が取り入れられ、拡声器の役割を担うパゴダ風のミナレットも見られます。
門をくぐるとイスラム教徒の方が体を清める水場があり、神聖な雰囲気が漂います。
本堂内には英国製とポルトガル製のタイルが貼り込まれており、大きなシャンデリアが印象的。
落ち着きのある東洋色が色濃く反映されています。

塗り替えで一新!色鮮やかなスリポヤタヴィナヤガールムーティ寺院

青とオレンジのコントラストが色鮮やかなスリポヤタヴィナヤガールムーティ寺院は、1781年に建立されたマレーシア最古のヒンドゥー教寺院です。
ここは、マレーシアに残る数少ないインド系プラナカンのお寺”Chitty Temple”の一つでもあり、ガネーシャやムルガン、シバなど、たくさんの神を祀っています。
寺院内はタイル張りで、質素。神様の前には小さな籠に入った花が置かれていたり、手のひらサイズの小さな蝋燭が色々な場所で灯されています。

貿易で成功した富豪の華麗なる博物館 ババ・ニョニャ博物館

ババ・ニョニャとは別名プラナカン。マレーシアに移り住んだ華人男性と地元のマレー系女性が結婚して生まれた子孫のことで、男性はババ、女性はニョニャと呼ばれていました。
博物館は1896年に建てられたプラナカンの邸宅をそのまま利用しており、当時の生活様式を伝える日用品や、家具、調度品、婚礼衣装などが展示されています。
細部にまで施された彫刻や象嵌装飾も見事。中国式の装飾や建築様式が多く見られますが、マラッカの土地や風習に合わせた工夫が随所に見られるのも特徴です。
ヒーレンストリートは、別名「億万長者通り」とも呼ばれており、かつての栄華が端々に感じられるスポットです。

マラッカ海峡の夕日に映える水上のモスク マラッカ海峡モスク

マラッカ海峡を望む人口島、マラッカ島に浮かぶように建つマラッカ海峡モスクは、別名、水上モスクと言われています。
真っ白な壁にステンドグラスのファサードが美しく、ドーム型の屋根が象徴的。
内部はシンプルで現代的なデザインになっており、入り口から反対側のマラッカ海峡までが抜け、開放的な空気が漂います。
ここは、サンセットやライトアップでも有名な場所で、SNS映えも間違いなし!
「世界三大夕景」と讃えられるマラッカの夕日と、刻々とオレンジ色に染まる白亜のモスクは必見です。

朽ち果てた遺跡に激動の歴史を感じる セントポール教会

1511年、ポルトガル軍はマラッカを占領し、以後マラッカは貿易の重要な中継地となり、同時に東南アジアにおけるキリスト教布教の活動拠点にもなりました。
1521年に建立されたセントポール教会は、マレーシア、東南アジアでも最も古い教会で、日本にキリスト教を伝えたことで有名なフランシスコザビエルも布教活動の為定期的にこの教会を訪れていました。
その後、オランダがマラッカを侵略した際には教会はひどく破壊され、現在は屋根もなくレンガの壁面だけが残っています。
教会内部の壁面に沿って並んでいる大きな墓石はカトリックではなくプロテスタント派の墓石で、『キリストの名において同盟者』とする当時の信者の心の広さが伺えます。
ここは、ザビエルの遺体が埋葬されていた場所としても有名で、1953年には大理石の像も建てられました。
セントポールの丘は、マラッカの美しい街並みと海峡が見渡せるビュースポットでもあるので、あの、ザビエルさんと一緒に眺めてみてはいかがでしょうか。

聖母マリア・ロザリオ修道院の跡地に建てられた美しい教会 セントフランシスザビエル教会

クリーム色とベージュの外壁が美しいセント・フランシス・ザビエル教会は、キリスト教布教に尽力したザビエルの偉業を称え、1849年に建設されました。
教会設立発起人はフランス人のペテロ・ステファン・L・ファーブ氏で、南フランスのモンペリエ地方にあるセント・ペテロ・カテドラル教会をモデルに設計、デザインされました。
2つの塔をもつネオゴシック様式の建物はモダンで美しく、内部には色鮮やかなステンドグラスが埋め込まれています。
2007年にはザビエル生誕500年を記念して、ザビエルの像と日本人のアンジローの像が鹿児島市ザビエル上陸顕彰会と鹿児島県マレイシア友好協会から寄贈されました。
ザビエルはアンジローとの会話を通じ、勤勉で礼儀正しい日本人に興味を持ち日本への布教を画策したそう。この2人の出会いが歴史を動かしたのは、言うまでもありません。

大航海時代の名残を色濃く残す サンチャゴ砦

オランダからの攻撃を防ぐため、1511年、ポルトガル軍によって建てられたのがサンチャゴ砦です。
マラッカ市街地の中心部に位置するセントポールの丘の麓に建ち、当時は高い塀で囲まれていました。
ポルトガル植民地時代には砦が4カ所に設置されていましたが、現存するのはサンチャゴ砦ただひとつ。
現在残るのはは石造りの門と大砲のみですが、今も残される堅牢な要塞は、貴重な歴史遺産です。
正面に刻まれた彫刻には宣教師と兵士、船が描かれており、様々な国の支配を受けた歴史を垣間見ることができます。
内部は通り抜けることもでき、その先にある階段を上ると丘の頂上へと繋がっています。そこから見る夕陽も絶景ですのでお見逃しなく。

世界遺産の街並みを360度ぐるりと見下ろす マラッカタワー

マレーシアで最も古い歴史を持ち、街全体が世界遺産として登録されたマラッカの新名所ともいえるマラッカタワーは、新市街の中心地に建つ高さ110mの展望台。
ドーナッツ型の観覧席がゆっくりと回転しながら上昇するので、マラッカの街並みはもちろん、セントポールの丘や水上モスクといった名所、マラッカ・アイやマラッカ海峡まで360度のパノラマビューがゆっくりと楽しめます。
マラッカは植民地時代からの歴史ある建物が多く、空から見るマラッカの街並みは圧巻!世界遺産の街並みをとくとご覧あれ。
世界3大夕景に謳われる景色はもちろんのこと、オレンジの光が幻想的な美しい夜景もおすすめです。

マラッカで必食!ニョニャ料理

マラッカの料理は”母”を意味する「ニョニャ料理」と言われ、いわゆるおふくろの味がそのまま広まりました。
主に中華料理がベースとなっており、食材も主に中華料理のものを使用しますが、そこにココナッツミルクやサンバル、ウコン、レモングラス、パンダナスなどマレーならではのスパイスも加わります。
スパイシーでエスニックな味はどこか懐かしく、絶対に真似できないマレーならではの味。
イスラム教では禁じられている豚肉を使うのもニョニャ料理の特徴です。
味も種類も豊富ですが、その一部をご紹介します。

・パイティー(Pie Tee)
パリッと揚げた米粉の器に細切りの野菜が入れられたパイティーは、ニョニャ料理の定番オードブル。
その形が山高帽に似ていることからTop Hat(トップハット)とも呼ばれています。
具材は、ニョニャ風春巻きポピアとほぼ同じく、ダイコンやカブ、エビの煮物など。錦糸卵やパクチーがトッピングされる場合もあります。
チリソースを垂らして手でつかんで食べると、ポリポリとした食感と野菜の歯ごたえが美味しい!
辛くなく、一口サイズなのも嬉しいポイントです。

・ニョニャ・ラクサ
ココナッツミルク風味のカレーラーメン、ニョニャラクサは、定番のニョニャ料理。
エビと鶏のスープにレモングラスやシナモンなどのスパイスを効かせ、ココナッツミルクで濃厚な味わい。
辛さは控えめですが深い味わいが人気です。

・オタオタ(Otak Otak)
近海で獲れる新鮮な魚や小エビをすり身にし、ココナッツや伝統のスパイスを加えてバナナやヤシの葉でくるんで焼いたかまぼこのような一品。
蒸して作るところもあり、味や形も様々。食感もふわふわ柔らかいものから歯ごたえのあるものまでそれぞれの好みがあるようです。天然の葉に包まれているので、口の中でほんのりと南国の香りが広がります。

・カンコンブラチャン(Kangkung belacan)
カンコンとは空心菜のことで、サンバルブラチャンチリソースを加えて炒めた激辛の料理です。
辛さが気になる方は、注文の際にチリソースの増減を伝えて、オーダーしてください。
独特の香りと後を引く味わいがご飯やビールにもよくに合い、クセになります。

・ポンテーチキン
鶏肉とジャガイモを甘辛く煮こんだポンテーチキンは、言うなればニョニャ風の肉じゃが。
濃い目の中国醤油がしみ込んで、初めて食べてもどこか懐かしいおふくろの味が楽しめます。

・チンチャロッ・オムレツ(Cincalik Omlett)
オキアミの様な小さなエビ、チンチャロッを発酵させた調味料を混ぜ、たっぷりの油で焼いた卵焼き。
チンチャロッの調味料は独特の匂いがきついのですが、ナンプラーと同じく料理の隠し味に使われています。
この塩加減と混ぜこまれるネギ、パクチーなどのバランスが絶妙。
他のおかずを引き立てる名脇役として、人々に親しまれています。

マレーシア・マラッカの観光スポットを楽しもう

2008年、ペナン島のジョージタウンとともに、マラッカ海峡の歴史都市群としてユネスコ世界文化遺産に登録されたマラッカ。
ポルトガル、オランダ、イギリスと次々に占拠され交易の都市として栄えた街は、異国情緒に溢れ、まるで絵本のよう。マラッカ海峡から見る夕日は美しく、東洋と西洋がミックスされた街並みを引き立てます。
マラッカは現在、教会や寺院などユニークな建物とともに、独特の文化も人気。
他の都市にはない魅力を放ち、毎年多くの観光客が訪れています。

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