フランス料理

French Republic

フランス料理(フレンチ)は中華料理・トルコ料理と並び世界三大料理に数えられ、根強い人気を誇っています。
フランスは世界に先駆けて料理を文化と考えるようになった国で、高度な調理法と洗練された味で、厳格なテーブルマナーが確立されていることが特徴です。
フランス料理と聞くとコース料理が思い浮かびますが、格式高いものばかりではなく、前菜、メインディッシュ、デザートのスリー・ディッシュがレストランでも家庭でも主流となっています。
手間をかけて煮込まれた濃厚なソースが有名ですが、どれも素材を引き立てるアクセントとなっており、優しいハーモニーが楽しめるのも魅力です。
マナーだけにとらわれず、見た目も味も楽しめる、美味しく美しいフランス料理をいくつかご紹介します。

目次

アミューズ

フランス アミューズ

お店からのおもてなしでもあるアミューズ。ワインや料理をゆっくり選んで欲しいという心遣いのひとつで、口を楽しませるものとして提供されます。
これから始まる楽しい食事の最初に出すものなので、シェフのセンスや腕の見せどころでもあり、シェフの独断で決まります。アミューズに力を注いでいるレストランはお客様を喜ばせたいという気持ちが強いシェフがいると思って間違いありません。
鮮やかで華やかだったり、繊細で大胆だったり、口だけでなく目で見ても楽しめる料理となっています。

テリーヌ

フランス テリーヌ

前菜として提供されることの多いテリーヌですが、肉や魚、レバーやフォアグラ、野菜など、様々な食材が詰まっています。
テリーヌとは本来、陶器製や琺瑯引きの鋳鉄製の容器のことで、その型に入れて調理したものがテリーヌと呼ばれるようになり、焼いたもの、蒸したもの、ゼラチンで固めたものなど様々な手法で仕上げられます。もともとは食材を無駄なく使いきるためのフランスのおふくろの味として作られ、具材の彩も豊富で、断面は美しく楽しめるものとなっています。今日でも食べて美味しい触感と味、仕上がりの美しい見た目に工夫を凝らすシェフは少なくありません。

スープ

フランス スープ

透明で澄んだスープは、見えないところに贅沢な食材が使われていたり、素材そのものが出汁としてとても重要な役割を果たしています。
何度も何度もアクをすくい、夜はいったん火を止めて、また翌日も朝から夜まで煮込むといった、気の遠くなるような時間と手間をかけて作られるスープは、お店の格を左右すると言っても過言ではありません。
メインのお食事は少し体を温めてからお召し上がりください、といったおもてなしのひとつで、反対に冷製のスープは瞬間に涼をもたらし、どちらもからだを癒し、落ち着かせてくれます。楽しみなメインディッシュの前に、優しい味でほっと一息ついてみるのはいかがでしょうか。

ポアレ

フランス ポアレ

フランス語のフライパン「poêle(ポワル)」を語源とし、表面をカリッと、中身をふんわりとした食感に具材を焼き上げるポアレ。
調理中は具材から出た脂や汁をかけ廻し、旨味をギュッと閉じ込め、香ばしく仕上げます。ナイフで切ると美味しい脂が滴り、中はふっくら柔らかく、素材の味わいがぎっしりと詰まっています。
仕上げるソースや付け合わせとの組み合わせも多彩で、お肉や魚のボリュームに加え、目にもお腹にも舌にも、想わず笑みがこぼれることでしょう。

ヴィアンド

フランス ヴィアンド

ヴィアンドとは「肉料理」のことで、「メインの料理」という意味ではありませんが、フルコースの主役となり、魚や野菜と合わせて食べることで消化を促進させてくれる効果が期待されています。
フランスの名言に、「肉は身体をつくり、パンは空腹を満たし、ワインは踊りを踊らせる」というものがあり、満足感を与えてくれる一品となっています。
骨付き肉などでフィンガーボールがついてきたら、手を使って食べも良い料理という合図です。肩肘張らず、ナイフとフォークを置いて味わってみてください。

クレープシュゼット

フランス クレープシュゼット

フランスのクレープで、熱いカラメルソースを掛け、オレンジジュースやすりおろしたオレンジの皮、フランベしたリキュール(通常はグラン・マルニエ)が特徴のお菓子です。
砂糖を掛けたクレープにグランマルニエを注ぎ、それに火を付けて作ることで、グランマルニエのアルコールが蒸発すると同時に砂糖が濃厚なカラメルソースになり、レストランなどでは派手な演出としてお客様の目の前で作られることもあります。
お洒落で甘酸っぱく、少し大人なクレープを、ぜひ楽しんでみてください。

マカロン

フランス マカロン

日本でも一躍人気を博したマカロン。カラフルでコロンとした可愛い見た目と、メレンゲのサクサクとした食感、爽やかなジャムやコクのある濃厚なクリーム、ガナッシュなどのコントラストが食べる人を魅了しています。
デリケートで繊細なマカロンコックは割れやすく、その割れやすさもおいしさの秘密の1つとされています。
外側がカリっとしていて中が柔らかく、香り豊かでとろけるようなマカロンは、伝統的なものから斬新なものまで、様々な味が楽しめます。

カヌレ

フランス カヌレ

カヌレは「溝のついた」という意味で、外側は焼き色が付いて固く香ばしく、内側はしっとりとして柔らかい、ずっしりしたと重さのあるお菓子です。
正式名称はカヌレ・ド・ボルドーで、ボルドー女子修道院で古くから作られていました。小麦粉と卵黄の生地に蜜蝋(みつろう)を入れ、カヌレ型と呼ばれる小さな型に入れ、高温で焼いて作ります。
お花のような形で外はカリっと、中はふんわりもっちりとした食感、ほんのりと感じるラムやバニラも香り高く、日本人にも人気のお洒落なスイーツです。

フィナンシェ

フランス フィナンシェ

焦がしバター(ブール・ノワゼット)とアーモンドの香ばしい風味が特徴の、コク深い味わいの焼き菓子です。
高温短時間焼成で中に水分を閉じ込め、しっとりとした食感なので、満足感があり、チョコレートやイチゴ味などのバリエーションも楽しめます。
シンプルな形をしていて食べやすく、紅茶によく合うお菓子です。

日本でフランス料理を味わってみませんか?

優雅で落ち着いた雰囲気の中、ちょっと特別な気分でフランス料理を、お楽しみいただける空間です。選りすぐりのワインも豊富に取り揃えております。熟練のソムリエが、皆様のご要望に応じてお選びいたします。

日比谷松本楼 ボア・ド・ブローニュ(一休)

本場でフランス料理を味わってみませんか?

フランス料理は、手のこんだ料理でも素材の味を活かし、風味、色彩、形、おもてなしの点からも総合芸術と言われています。
フランスの人々は材料を無駄にしないことにも美徳を持っており、フランス料理もぜいたくなものとは限りません。
また温和な気候風土のため食材も豊富で、旬の食材はもちろん、これまで食べたことのない食材にも出会えるかもしれません。
一見格式が高そうなフランス料理ですが、美しく楽しいお食事を本場フランスで楽しんでみませんか。

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