イタリア・ローマに行ったら何をする?おすすめ観光名所・グルメ

ROM

イタリアの首都であるローマには、コロッセオやトレビの泉など、観光スポットが沢山あります。オードリー・ヘップバーンを世界的に有名にしたい映画「ローマの休日」のロケ地も沢山あり、毎年多くのファンたちがロケ地巡りに訪れます。
そんなローマの観光名所と、美食の国イタリアの名物グルメをご紹介いたします。

目次

ローマのランドマークといえば巨大な円形闘技場コロッセオ

ローマの観光スポットといえば、多くの人が思い浮かべるコロッセオ。
古代ローマ帝国の繁栄の象徴ともいえる円形闘技場では、当時、剣闘士や猛獣たちが激闘を繰り広げ、見物客たちを楽しませていました。
このコロッセオがある限りはローマ帝国の繁栄は続くだろうと言われており、当時の人々にとってなくてはならない存在でした。
外観を写真に収めるだけでなく、内部に入って見学すれば、猛獣を閉じ込めていた檻の跡なども見学できます。

古代ローマの歴史がそのまま遺っているフォロ・ロマーノ

「フォロ」とはフォーラムの事で、宗教や政治の中心地になる広場の事を指す言葉です。ローマの大広場という意味のフォロ・ロマーノには、当時の姿のまま沢山の遺跡が出土しており、古代ローマそのものを肌で体感できる歴史的なスポットです。
野外にある遺跡のため、中へ入らなくてもなんとなくの全様だけ見渡せれば良いという方は、フォーリ・インペリアーリ通りから眺められます。
入場券はコロッセオの入場券とセットになっているので、中へ入る方はコロッセオと併せてお楽しみください。

紀元前に建てられた世界最古の石造建築物パンテオン

紀元前128年にハドリアヌスというローマ皇帝によって建てられたパンテオンは神々を祀った神殿で、現存する世界最古の石造建築物として有名です。
天井には直径9mの大きな穴が開いていて、太陽の光が差し込むと何とも言えない幻想的な美しい空間を神殿内に作り出します。

バチカン市国に堂々と建つカトリック教会の総本山サン・ピエトロ大聖堂

ローマ市内には世界一小さい国「バチカン市国」があります。
このバチカン市国内には、カトリック教会の総本山であるサン・ピエトロ大聖堂があります。
教会は外見の豪華さはもちろん、内部も見どころ満載で、ミケランジェロの彫刻「ピエタ」や「聖なる扉」など、目を奪われるような美しい装飾で溢れています。
神聖な場所なのでサンダルやノースリーブ、帽子を被ったままの入場はできません。カーディガンを羽織ったり、帽子を取ったり、しっかり準備をして入りましょう。

ミケランジェロの「最後の審判」を見るならばバチカンミュージアム

ミケランジェロの最高傑作「最後の審判」を見たい方は、バチカンミュージアムの中にあるシスティーナ礼拝堂を訪れましょう。
バチカンミュージアムには他にも世界的に価値のある芸術品が多数収蔵されていて、建物そのものも美しい装飾に彩られているため、どこを見ても飽きる事がありません。

映画「ローマの休日」で一躍有名になったスペイン広場

オードリー・ヘップバーン主演の「ローマの休日」で最も有名なシーンと言っても過言ではない、スペイン広場でジェラートを食べるシーン。
このシーンを再現しようと、ジェラート片手に記念撮影をする観光客があまりにも多く、現在ではここでの飲食は禁止されています。
スペイン大使館の前にある広場で、階段と噴水、そして彫刻が美しく、待ち合わせスポットとしても人気です。

もう一度ローマに戻ってきたかったらコインを投げて願掛けを!トレヴィの泉

美しい彫刻と建築、そして水が織りなす素敵な光景が大人気のローマの観光名所です。
ネプチューンやトリトンといった海にまつわる神の彫刻は必見。見事な繊細さで表現された海の神たちは生き生きとした躍動感に満ちています。
「後ろ向きにコインを投げればまたローマに帰ってこられる」という言い伝えがあり、集まった観光客がコインを投げ入れる様子が名物になっています。

嘘つきは手が抜けなくなる!?手を突っ込み悶絶する写真が人気の真実の口

ボッカ・デッラ・ヴェリタ広場の教会の一角に設置されている大きな顔の石像「真実の口」は、映画「ローマの休日」にも登場し、話題になりました。
口に手を入れてウソをつくと手が抜けなくなると言われており、観光客はこの口に手を入れて悶絶するような表情を作って写真を撮るのがお決まりとなっています。
時には長蛇の列ができている事もあるので、時間に余裕がある人は立ち寄ってみましょう。

霊廟が時代に合わせて形を変え、今は博物館になったサンタンジェロ城

テヴェーレ川の右岸に佇む立派なサンタンジェロ城は、元々はハドリアヌス帝が自分自身とその後のローマ皇帝の霊廟として建てさせたものでした。
カラカラ帝が埋葬されるまでは霊廟として使われていましたが、その後は、ローマ法王の避難場所や裁判所など、様々に形を変え、今では博物館となっています。
サン・ピエトロ大聖堂を見下ろす事ができる絶景ポイントでもあり、多くの観光客が訪れます。

「テルマエ・ロマエ」ファンは訪れたい古代ローマのお風呂場、カラカラ浴場

阿部寛さん主演で映画にもなった漫画「テルマエ・ロマエ」は、ローマ帝国の浴場と日本の銭湯や温泉をコラボレーションさせたコメディです。
古代ローマ人が現代の日本にタイムスリップしてしまうという奇抜な設定ながらも、古代ローマ時代の風呂文化を知る上で非常に興味深い漫画でもあります。
そんなローマのお風呂の史跡を見学できるのがカラカラ浴場。
温浴槽と、ホール、スポーツ施設、図書館などの跡が残り、当時の風呂文化が非常に市民たちに浸透していたという事が分かります。

ローマ人たちが集う憩いの広場、ナヴォーナ広場

細長い形が特徴的なナヴォーナ広場は、地元のローマ人たちが集まりお喋りや散歩を楽しむ憩いの広場です。
バロック様式の噴水が美しく、それほど観光客で込み合っているわけではないのでのんびりと開放的な気分を味わう事ができます。
冬になると大きなクリスマスマーケットで賑わいます。

ローマで定番のパスタはカルボナーラ

ローマの定番パスタといえば、カルボナーラです。
日本のカルボナーラとは異なり、ローマのカルボナーラには生クリームは使いません。卵黄のコクだけで作るカルボナーラは、濃厚ですがペロリと食べられてしまう美味しさです。

薄い生地が特徴で1枚ペロリと食べてしまえるローマのピッツァ

イタリアの国民食として有名なピッツァですが、ローマのピッツァは生地が薄くパリパリとしているのが特徴です。大きな1枚でもペロリと食べてしまえるピッツァはランチなどにおすすめ。スタンダードなマルゲリータがシンプルながら最高に美味しいです。「ロマーナ」という名前がつけられたアンチョビを使ったピッツァも絶品です。
ちなみに生地が厚くモチモチしていて食べ応えがあるのはナポリのピッツァです。

軽く食べられるけれど腹持ちが良いローマ発祥のコロッケ、スップリ

じゃがいもではなく、米を使ったコロッケ「スップリ」はローマ発祥の揚げ物料理です。
ピッツァの前菜として人気で、ピッツァ屋さんならばどこでも食べる事ができます。
バジルや玉ねぎが入ったトマトソースでいただく、まさにイタリアのコロッケなのです。

イタリアのデザートといえば、ジェラートやティラミス

イタリアで是非食べたいデザートとして思い浮かぶのは、やはりジェラートとティラミスでしょう。
ローマにもジェラートやティラミスを食べられるお店は沢山あります。
イタリアでポピュラーなジェラートの味のひとつに、日本ではあまりお目にかからないピスタッキオ(ピスタチオ)があります。淡い黄緑色のジェラートでしっかりとピスタチオの風味を感じられるので、是非一度食べてみてください。

ローマの人々が愛する白ワイン「フラスカーティ」>

イタリアといえばワインの国。
トスカナ地方の赤ワイン、キャンティなどが有名ですが、ローマでの人気ワインといえば白ワインの「フラスカーティ」です。ローマ法王も好んで口にし、ローマの人々も大好きな地元のワインです。

立ち飲みバルで気軽に飲んで目を覚まそう!イタリアの本格派エスプレッソ

イタリア人は朝食をしっかり食べずに濃いエスプレッソをくいっと一杯飲んで仕事などに出かけていきます。
街中にはバルと呼ばれる喫茶店が沢山あり、エスプレッソを立ち飲みする事ができます。ゆっくり座って飲むというよりも、一杯引っかけてすぐに職場や目的地へ行ってしまうため、立ち飲みで十分なようです。
地元の人々に混ざって観光へ出かける前にエスプレッソを一杯飲んでみるのも楽しいかもしれませんね。

イタリア・ローマの観光スポットやグルメを楽しもう

イタリア・ローマのおすすめスポットとグルメをご紹介しました。
コロッセオ、フォロ・ロマーノ、トレヴィの泉、真実の口、スペイン広場など、ローマには観光名所が沢山あります。1日だけでは見て回れないくらい見どころ満載ですので、是非ローマを訪れた際には2,3日の余裕をもってローマの街を思う存分楽しんでください。
ローマで食べたいグルメも沢山あり、パスタ代表のカルボナーラや、薄い生地が特徴的なローマのピッツァなどの王道から、ローカルフード、デザートまで、お腹一杯食べてもまだ足りないくらいです。また、ワインやコーヒーなど、イタリアならではの飲み物も楽しんでローマで忘れられない思い出を作ってくださいね。

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